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Rafael Rozendaalのスクリーンセイバー

Rafael Rozendaal
作品一つ一つにドメイン割り振り、それぞれの作品をアート作品として作り、アートコレクターにドメインごと作品を販売しているフランスのアーティスト、Rafael Rozendaalの作品のスクリーンセイバーを発見。

rafaël rozendaal screensavers

今後この辺の作品が誰かに売却されたら配布止まったりするんだろうか。だったら今のうちに根こそぎダウンロードしてインスコ!と思ったら案の定Snow Leopardでは起動できず。残念。

これ以外にもRafael Rozendaalのサイトに全作品のリンクがあるのでまだ見た事がない人は一度ご覧あれ。 

個人的なお勧めはこのあたり。

HOTDOOM.COM (2009)
HYBRIDMOMENT.COM (2009)
ELECTRICBOOGIEWOOGIE.COM (2009)
AESTHETICECHO.COM (2009)
COLDVOID.COM (2008)
COLORFLIP.COM (2008)
JELLOTIME.COM (2007)
VAIAVANTI.COM (2006)
PAPERTOILET.COM (2006)
MUCHBETTERTHANTHIS.COM (2006)
ITWILLNEVERBETHESAME.COM (2004)

This happened…

This happened...

This happened…」というインタラクティブデザインのイベントのビデオログを見つけた。

This happened… Talks

This happend…」は毎回呼ばれるゲストももの凄いビッグネームばかりだけど、運営スタッフもなんとAndreas MüllerPixelsumoChis O’Shea、元UVAJoel Gethin Lewisというそうそうたるメンバーが中心となって行われている。

レクチャーにはUniversal EverythingUnited Visual ArtistsART+COMなど世界に名だたるプロダクションからゲストが呼ばれてる。その中に日本のSemitransparent Designも登場している。

This happened to Universal Everything
This happened to United Visual Artists
This happened to Jussi Ängeslevä, ART+COM
This happened to Semitransparent Design

こういうイベントのビデオを公開してくれると、とてもいい資料として勉強になりますです。ありがとうございます。

Universal Everything

イギリスの広告賞「D&AD」の中で行われている、第一線で活躍するクリエーターがスピーチを行うPresident Lectureに「Unversal Everything」(以下UE)のMatt Pykeが登場した。その内容は自身の生い立ちから、UEで行っているプロジェクトの紹介、そしてジェネレイティブデザインについて語った。

D&AD Presidents Lecture / Matt Pyke from Universal Everything on Vimeo.

UEはイギリスを拠点にしており、その代表を勤めるMatt Pykeは「The Designers Republic」の元メンバー。最近では2012年に行われるロンドンオリンピックのプロジェクトにも参加していたり、他にもクライアントリストには、Apple、Sony、Nokia、Nike、CNN、V&A、Warp Recordsなど多種多様なビッグクライアントが名を連ねている。

UEは常駐で所属しているのはMatt Pyke1人のみだが、プロジェクトごとに世界中のクリエーターと組み、その時々によって一緒に仕事をする相手を変えるという風変わりな仕事の仕方をしている。しかも場合によっては仕事をするクリエーターと一度も会うことなく、メールやメッセンジャーだけのコミュニケーションで完結してしまう事もあるそう。

UEの仕事は表現も多様だが、中でもインタラクティブやジェネレイティブな表現が多く、その中のいくつかを挙げてみる。

まずはAudi TTのTVCM。これは風をビジュアライズしたプログラムをベースにprocessingによって生成されたHD Video。これにはtoxiの名前で活躍するインタラクティブデザイナーのKarsten Schmidtがプログラマーとして参加している。

Audi TT Launch / Viral Film from Universal Everything on Vimeo.

次は2007年のLovebytesのGenerative Identity。Generative Identityとは固定化された静的なシンボルマークではなく、プログラムによって規定されたルールから生成される形全体をシンボルとして扱うというもの。そのコンセプトとプログラムをUEがデザインした。

Lovebytes 2007 / Cinema ident from Universal Everything on Vimeo.

三つ目はイギリスのThe Victoria & Albert Museumで行った「Forever」というインスタレーション。これはV&A Musiumの庭に巨大なビデオウォールを設置し、そこで流れる音楽に反応しながら延々と変化し続ける映像を流すというもの。

Forever at the Victoria & Albert Museum from Universal Everything on Vimeo.

The Making of Forever / Victoria & Albert Museum from Universal Everything on Vimeo.

これらの作品はすべて何かしらの形でインタラクティブな要素が入っているが、そのインタラクティブという部分を昇華し、「サウンドに反応する映像」というコンセプトのみで世界中のプログラマーやアーティスト、ミュージシャン、アニメーターとコラボレートしたのが「Advanced Beauty」というプロジェクト。これにはflight404のRobert Hodginも参加している。今はDVDやBlurayで販売されてる作品だが、ココですべての作品が見れる。

Advanced Beauty / Out Now from Universal Everything on Vimeo.

このような先進的で美しく、どちらかと言うとアートに近い作品を作りつつも、世界的なクライアントを相手にコマーシャルワーク続けているUEの活躍に今後も目が離せない。

関連:
Karsten Schmidt (aka toxi) | source-lab. note

次のgggの企画展が北川一成さん

第281回企画展 北川一成

北川一成
gggの次の企画展が北川一成さんらしい。大学に入ってすぐぐらい、1年生の頃に北川さんの特別講義があった。その時この辺とかこの辺の作品の話をされてたんだけど、正直「こりゃナシだろぉ~」と思って見てた。ところが今となってはそのナシ加減にたまらない魅力を感じるようになってしまった。この魅力は言葉では表現しにくいけど、例えるなら「危険を承知で滝壺に飛び込もうとする友人を見てお股がムズムズする」ような感覚が近い。たぶん。だから銀座に見に行った時はお股がただじゃ済まない気がする。

<タイトル>
第281回企画展 北川一成

<日時>
2009年11月4日(水)~28日(土)
日曜・祝祭日休館
11:00~19:00(土曜日は18:00まで)

オープニングパーティー
11月4日(水) 17:30~19:00

ギャラリートーク
11月6日(金) 18:30~20:00
出演:北川一成・牛居正美(GRAPH印刷職人)
入場無料 定員70名(要予約)
*他にも期間中に数回開催予定です。詳細は決まり次第こちらでお知らせします。

<会場>
ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)
中央区銀座7-7-2 DNP銀座ビル

<問い合わせ先>
ギンザ・グラフィック・ギャラリー
tel:03-3571-5206

FlashでiPhoneアプリが開発可能に

先頃Adobe MAX2009Flash CS5の製品概要が発表された。その中で衝撃的だったのはiPhoneアプリ開発のサポート、これによってActionScript3.0を使ったiPhoneアプリの開発が可能になる模様。

Flashから書き出したコードはネイティブアプリとしてコンパイルされるようなのでFlashPlayerのようなVMを経由しないそう。
その上、基本的にはOpenGL/ES経由でレンダリングを行うようなので、速度的にもObjective-Cで開発する時より極端に遅くなるような事はなさそう。イメージとしてはopenFrameworksで開発するのに近そうな感じ。

すでにFlash環境からパブリッシュされたアプリがApp Storeでいくつか公開されてるようなので、「Flashでアプリ開発してお小遣い稼ぎ」は問題ないみたい。

ちなみにiPhoneがFlashをサポートしたわけではないのでウェブブラウジングの際にFlashコンテンツが再生可能になるわけではないみたい。ただswfのロードは可能なようなので、Flashコンテンツを別アプリで実行ってことはできるのかもしれない。

いずれにせよiPhone〜Flash界隈が活況になるのは間違いなさそう。とりあえず2009年末にβ版が公開という事で期待。

参考:
Adobe Labs – Adobe Flash Professional CS5: Applications for iPhone
Developing for the Apple iPhone using Flash | Adobe Developer Connection
Applications for iPhone:Developer FAQ – Adobe Labs

ブライアン・イーノのアプリが出てた

Music For Airports
Brian EnoのMusic For Airportsといえば高校生の時から延々聞いてきた僕の青春そのもの。そのMusic For Airportsが、「Endless ‘Music For Airports’」というコンセプトのもとiPhoneアプリ化された。

Air
このAirはMusic For Airportsの曲調をランダムにジェネレートしてくれて、文字どうりエンドレスで流してくれる。

Trope
あと、アプリ的にはTropeの方が多様な曲が生成できて面白い。これは当分普通の曲いらないレベル。

久保田先生もおっしゃってたけど、このAirとか、Bloomみたいに曲を楽譜じゃなくてアルゴリズムで表現するっていうのは面白い。
今後こういうアプリが増えれば、そのうち曲って言葉が、音符で固定化された静的なものじゃなくて、アルゴリズムによって生成される動的なものを指すようになったりして。そうすりゃ一般の人のジェネレイティブアートへの理解が進むのにのなぁ。

openFrameworksでiPhoneアプリ開発に参戦

openFrameworksのofxiPhoneってアドオン使えばこれぐらいのアプリならサクッと作れちゃうよ的な。

今のところカメラやコンパスとかにはアクセス出来ない等、色々と制約はあるものの、加速度センサーやマイクとかマルチタッチとかには対応してるのでアイデア次第でなんでもできそう。

ofxiPhoneの

詳細は田所先生のサイトが神なので省略。下記リンクを参照あれ。

これ使えばiPhone SDKやObjective-Cの知識はほぼゼロではじめられるのでFlasherやProcessingerな人達でも簡単にiPhoneアプリの開発に参入出来るのでマジおすすめ。

ちなみにApp Storeにも並んでる、この作品とかこの作品なんかもofxiPhone使って作ってるらしいのでApp Storeにも問題無く出品できるみたい。

参考リンク:
SBAW09 » iPhone開発1:OpenFrameworks入門
SBAW09 » iPhone開発2:インタラクション
SBAW09 » iPhoen開発3:サウンドの再生
SBAW09 » oooF! :openFrameworksで、オブジェクト指向プログラミング
SBAW09 » iPhone独自の機能を使う – 加速度センサーとマルチタッチ
OfxiPhone comprehensive guide – OF wiki
Developing for iPhone using openFrameworks and ofxiPhone | memo.tv

Processing、openFrameworksに次ぐフレームワークFlint

Toward the Bare Metal: From Flash to Processing, OpenFrameworks, and Beyond | TobyJoe

Flight404属するBarbarian Groupが新しいデジタルインタラクティブアート系のフレームワークFlintを開発中とのこと。使用言語はC++、Objective-Cでクロスプラットフォームで開発可能らしい。

「includes support for a certain popular mobile device…」との記載からiPhone上でも実行可能な予感。ofよりもいろんなセンサーにアクセス出来たら楽しそうだけどなぁ。

今夏発表ということで期待age。

#追記
Flight404のFlint使ったサンプルキタ!!

Addition/Subtraction from flight404 on Vimeo.

Immersive 3D Room

IDEO labsEON Realityが共同開発したimmersive 3D room。この正方形の部屋の中で偏光メガネをかけると、メガネに付いてるセンサーがユーザーの立っている位置や見ている角度をキャッチしてそれに合わせて四方に投影された映像が動く。これによってまるで三次元空間に立っているように錯覚させるというもの。

恐らく体感としてはJohnny LeeHead Trackingでやってたディスプレイの、さらに中に入り込んだような感覚だと思う。想像だけど。



2:29以降参照のこと

Microsoft Sustainability

Microsoftの提唱する近未来の色々なインターフェイス。
生活の中にこんなに文字情報があると疲れると思うけど。人間はそんなに文字を読むのは早くもないし楽でもないんだからもうちょっと絵情報でフォローして欲しい。

Work: Oh, Hello :: microsoft sustainability
http://ohhello.tv/index.php/work/view/microsoft_sustainability/