[課題]グラフィッククリエーションB-I(5/7)

前回のチェックから一週間たち、修正した作品の再チェックを受けた。今回は前回の反省から文字とビジュアルの組み合わせ方を模索してみた。

前回同様、先生のコメントと個人的な考察。

005
コメント ありきたりな表現で全然だめ。上に小さく載せてる和文のレイアウトが田舎くさい(?)(冗談で仰ったのか、実際そのようなニュアンスが感じられるのか未確認。)

考察 個人的には作品の表現を殺さず文字を大胆に使用することができたので満足していたが、表現的によくある手法ということで却下された。
既出の表現をリサーチするという目的で色々な作品を見るというのも必要で、それと同時にそういったマンネリ化した表現を避ける意識の必要性も感じた。

006
コメント 上と比べて被写体はこっちの方が断然いい。文字の表現は「ぼやけいて何が悪い」というアンチテーゼを持っている。ただし文字組はだめ。配置はきっちりしすぎではないか?文字のサイズも要検討。

考察 ビジュアルがぼけているから文字もぼかすというプロセスが安直すぎる為却下されるかと思っていたが、自分の意図していなかった部分が評価され意外にもGOサインが出た。上段でもすこし触れたが、表現にせよ文字の配置にせよ、やはり何かしらの新しさを評価の軸にされているような気がする。

007
コメント 大嫌い。文字へのアプローチはいい。ただし図形的にビジュアルに埋もれてしまっているので書体から選び直すべき。左下の和文のレイアウトはだめ。ビジュアルに合わせてもっと異常さを演出するべき。

考察 嫌い、嫌いとおっしゃるのを聞いて笑ってたら、真顔で「いやこれマジだよ」と言われたのでちょっと怖かったw
個人的には作品がいくら嫌われようと別に構わないが、人として嫌われるとおしまいだよなぁとふと思った。おそらく先生もそういったスタンスで生徒とその作品に接してらっしゃるんだろうと思う。
あと文字にもっと興味を持てと言われた。恐らくビジュアルを鑑みず、やぶからぼうに書体を選んで使っている為、もっと本質的な理解をせよという意味でおっしゃられたんだと推測する。やはり書体選定の段階からビジュアルと文字との融合を考えるべきだと思った。
ちょっくら次回まで、どういうビジュアルにどういう狙いでその書体が使われているかというのを造形的に分析してみる。