2012年よかったランキング – マンガ編

2012年の思い出にひたるべく、超主観で2012年に出会ったものをランキングで振り返ってみるテスト2本目、マンガ編。

#5 星を継ぐもの / 星野之宣(全4巻 完結)
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この↓あおり文を読んだだけで相当期待ふくらむはず。
「西暦205X年、月で深紅の宇宙服をまとった死体が発見された。だが、どれほど歴史をさかのぼっても該当者は見当たらない。そして誰も予見しない驚愕の事実が浮かび上がる。遺体はなんと5万年も前のものと鑑定されたのだ!」
いかがでしょう?

#4 2001年夜物語 / 星野之宣(全3巻 完結)
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これだけスケールのどでかい世界観の中、ふつうにドンチャンやるだけでも十分満足できる内容なのに、ご丁寧に散りばめられた伏線もきちんと回収していくという週刊連載な作品では味わえない小説のような密度感。

#3 新説ザ・ワールド・イズ・マイン / 新井英樹(全5巻 完結)
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同じ時間軸の離れた空間で全く無関係に進む、二人組の男「トシモン」のストーリーと、巨大生物「ヒグマドン」に関わる人たちのストーリー。この2つのストーリーがつかず離れず微妙な距離感を保ちつつ進行する。2つのストーリーがどう交わるのかという期待を刺激しつつも、最終的にそんなちっちぇえことどうでもええんや…と思わせるぶっ飛んだ締め括りにシビれた。
単純にこういう構成が新鮮だったっていうのはある。

#2 冒険エレキテ島 / 鶴田謙二 (全1巻)
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ラピュタの「空に浮いた島がある」という設定だけでご飯3杯は食べれるぐらい「未知の島」フェチなのでこの作品の設定にも相当グッときた。概要は↓あおり文の通り。
「複葉機・ソードフィッシュを駆り、離島で空輸業を営む快活な女パイロット・御蔵みくらは、祖父の遺品から幻のエレキテ島の存在を知る。そして、重なった偶然によってその島に遭遇したのだが・・・。」
この第1巻ではエレキテ島と祖父の関係が明らかになるシーンがピーク。ギュンギュンくる。しばらく休載していて最近連載が再開したようなので続刊に期待。

#1 ラッキーボギー / クリハラタカシ (全1巻)
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とにかく登場するキャラクターが気持ちよすぎる。メインのキャラクターに限らず、バックにいる脇役キャラまでも。キャラクターの形状がものすごくよくできていて、どのように動く生き物なのか一枚絵ですごく伝わってくる。その動きがまた気持ちいい。同じ作者のアニメーション作品を見てもらえばその魅力が伝わることと思う。

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