最近色々と次世代のインターフェイスの話題が増えてきてる。
ここで、いったん自分が気になったものをまとめてみる。
Minority Report becomes reality
2006年頃にTEDで発表されたマルチタッチインターフェイスのデモンストレーション。
おそらく開発当初のiPhoneはこういうものを参考にしてんだろうね。今後マルチタッチスクリーンはiPhoneによってどんどん洗練されていって、このデモを陵駕するような使われ方が出てくるんだろう。
マイノリティーリポート
次世代インターフェイスというとやっぱりマイノリティーリポートに出てきたインターフェイスを思い浮かべる。上のデモもタイトルの通りこれに影響されてるみたい。
(これImaginary Forcesが監修してたんだ。知らなかった。)
ミニマムインターフェース展のナビゲーション
あと最近山口のYCAMでやってる「ミニマムインターフェイス」展で使われてたナビゲーションもタッチスクリーン使ってるみたい。
展示のフライヤーがインターフェイスのコントローラーになってて、テーブルの上に置くとフライヤーの上に情報を投影してくれるらしい。
RIGID BODY 01
上のミニマムインターフェース展のナビゲーションは中村勇吾さんのRigit Bodyを彷彿とさせる部分がある。実はこのRigid Bodyもどこかのインターフェイスに使うという案件で考えたものだったらしい。
今ではWebサイトでも当たり前のように使われてる技術だけど、当時のマウスを使ったインターフェイスのなかでは革新的だったんだと思う。
BumpTop 3D Desktop
個人的には今後、マウスとキーボードを使ったインターフェイスでそれほど革新的なものは出てこないんじゃないかと思う。
ただこのBumpTop 3D Desktopは革新的。でもこれはどちらかというとタッチスクリーンの方が使いやすそう。
g-speak
これはMITのメディアラボで開発されたジェスチャーインターフェイス。上のマイノリティーリポートのインターフェイスそのもの。どうもこれの開発者の中にマイノリティーリポートのインターフェイスのアドバイザーがいるみたい。ということはあれのまっとうな進化形って事なんかな。とにかくこれはすごい。とても日本の家屋に持ち込めるようなインターフェイスじゃないけど。
ちょっと前にテクニカルデモとして出てたような技術が、最近iPhoneとかWiiとかのように大衆化してきてるのを見ると、この辺の技術が次世代と言われなくなる日も近いんかなぁ。