水口哲也特別講義を聞いて

先日うちの学校で水口哲也さんの特別講義を聞いて世界変わりました。

「人が感動するのには必ず理由がある。」

これに尽きる。
要するに小さくも大きくも、人が感動するという事には何らかの因果関係があるという事。さらにその因果関係を掘り下げていくと、共通するシンプルなルールが見つかる。そのルールをたくさん見つければ人の心を動かせるという話。

で、それを聞いて僕が思いついたルールは4つ。

まず束縛から解放されると気持ち良くなるっての。
例えばクラブ系の音楽でドラム音がドッドッドッドッドドドドドドドドドドドドドドドドドゥーーンってなるのを聞いてると気持ちが高揚する。これは単純な音のループが束縛を感じさせ、そこから急に解放されてるので束縛→解放パターンと言える。
他にも暗くて狭いトンネルを走ってて、急に明るくて広いところに出たら気持ち良くなる。これも空間と明るさの束縛から解放されてると言える。

次に数が膨大に増えていくのも気持ちいい。
ちょっとした増加には快感は伴わないけどものすごい増加は快感を感じる。これはゲームのスコアだったり、爆発の炎だったり、パチンコの玉の出だったりと例を挙げることなく日常的にも感じてるはず。

あと、コール&レスポンス。
自分が何かしらの動作を起こしたときに何かがその動作に連動して変化を起こした時に快感を感じる。そのレスポンスが早いほど効果は大きい。これは単純にボタンや会話なんかが当てはまる。

コール&レスポンスの延長で、シンクロってのも思いついた。
何か別々の物が相互に反応しあってる様子を見てると快感を感じる。例えば、音楽と映像の同期や、ピタゴラスイッチの物と物が連鎖的に作用していく様子なんかもこの類。

こういう細かいルールを組み合わせていくと人を感動させるものができていくんじゃなかろうか?