平面デザインの勉強本まとめ

予備校時代に読んだ勉強本まとめ。
平面デザインの大学を目指して勉強してたので基本的にはそっち系ばっか。

という事で多摩美のグラフィックデザイン科を志す受験生に送る。

◎色彩関係

ヨハネス・イッテン色彩論
重要度:★★★★★
この本の内容は受験生にとって身に付けて置いて損はない。
むしろこれだけの知識は必要。
熟読すべき。

芸術・デザインの色彩構成
重要度:★★★☆☆
画面構成の中での色彩の役割を学ぶ本。

7日間でマスターする配色基礎講座
重要度:★★★★☆
色彩構成に関する基礎知識がない人への入門書。
しかし意外と分かりやすくまとめてあり読み返す度に発見がある。
使われている用語も直感的で分かりやすい。
必ず一度は読んでおきたい。

ターナー アクリルガッシュのパンフレット
重要度:★★★★☆
画材屋などにおいてあるはず。アクリルガッシュのすべての色のマンセル記号が載っている。
すべて暗記してしまってもいい。
暗記しておくとそれだけ色選びがスピーディーになる。

◎構成関係

絵画の構図
重要度:★★☆☆☆
絵画の構成の読み取り、分析を学ぶ本。
内容は難しいが図版とともに解説が進むので直感的に理解できる。
デッサン、平面構成両方に活かせる内容。
これを読んでから美術館に行くと世界が変わる。

新構成学
重要度:★★★★☆
幾何図形の扱いと特性、画面構成の基礎知識を学ぶ本。
視覚デザイン系の人間からすると雑学的な内容が多いが知っておいて損はない内容。
これを読めば下の「芸術・デザインの平面構成」は必要ない。

芸術・デザインの平面構成
重要度:★★☆☆☆
上に同じ。ただし平面構成に特化しているので「新構成学」よりは内容は濃い。

基礎デザイン
重要度:★★☆☆☆
「新構成学」の簡易版のような内容。
最小限の文と最小限の図版で解説された本。
薄いのですぐに読める。見つけたら読んでおくといい。

◎その他

視覚の文法
重要度:★☆☆☆☆
人間が物を見るときの仕組みを学ぶ本。
受験には直接関係はないが、これらの知識が作品を分析する上で役に立つ。

アイデアのつくり方
重要度:★★★★★
題名どおりの本。
受験生にとっても十分活用できる内容。
本は薄いが内容はとても濃い。
繰り返し読んでおきたい。